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以下に、前回の正式版であるVer 0.205からの更新点をまとめます。
更新点は多岐にわたりますが、主なものとしては、
- 基本的なエミュレーション精度の向上
- FXやCX4と言ったチップの実装
- バグの修正
- 設定項目の追加
などがあげられます。
* 0.215 正式版
- CX4の未実装コマンドを実装
- CX4コマンドのバグを修正
- CX4のステートセーブを実装
- FXの実行サイクル数を変更
- ウィンドウ最大化時にウィンドウサイズ調整を行うとウィンドウが壊れるバグの修正
- リフレッシュレートが60Hz以外の環境で、一度も設定ダイアログを開かずに
フルスクリーン切り替えを行うとクラッシュするバグの修正
* 0.215 beta5
- フルスクリーンモードで使用可能な解像度が一つも存在しなかった場合、クラッシュしていたバグの修正
- フルスクリーン切り替え時、解像度が変化しなかった場合に挙動がおかしかったのを修正
- フルスクリーンモード時に32bppを選択できるように変更
- DrawShadowTextを動的にロードして使用するように変更
-- Windows 2000で起動しなかったバグの修正
- タイトルバーを隠す/表示する際に、ウィンドウがちらつかないように修正
- Windows Vistaでメニュー表示がおかしかったのを修正
- サウンド設定反映時にまれにメモリ違反で落ちるバグの修正
- サウンドテンポ固定機能の精度向上
- サウンドのバッファ長に50msを追加
- サウンド生成時のバッファ長マージンを少し増やした
- スプライト表示制限の実装が正しくなかったのを修正
- 設定ダイアログを起動するキーバインドの追加
- 設定ダイアログの表示ページを保存するように変更
* 0.215 beta3
- 擬似高解像度モード時の合成方法を変更
- 擬似高解像度モード時に固定色合成を行うように変更
- インタレース解除実装
- SA-1の乗算/累積処理で、乗数が符号無しとして処理されていたバグの修正
- スタックのアドレス計算におけるラップアラウンドを修正
- mode 25メモリマッピングの判定がおかしかったのを修正
- 二倍化拡大フィルタにSSE2コード追加
- RGB32への変換ルーチン(MMX2)でmovntqを使っていたのをやめる
- spc-dspのリセット/ミュート機能を実装
- spc-dspのリセット時にレジスタをきちんとクリアするように変更
- 高精度FIRフィルタの計算法を変更
- キーオン時にエンベローブ出力をリセットするように変更
- サウンドミキサの割り込み頻度を動的に決定するように変更
- ショートカットキーに解放を追加
- ショートカットキーの入力でshift,alt,ctrlの左右を区別しないオプションを追加
- メニューを隠す機能の追加
- ウィンドウ最大化時に自動的にキャプションとメニューを隠す機能の追加
- 最後に読み込んだイメージを起動時に読み込む機能の追加
- 解放後にリセットすると落ちるバグの修正
* 0.215 beta2
- いくつかのデフォルト設定を変更
- 複数起動を許可しない機能が働いていなかったのを修正
- バックグラウンド動作時にフルスクリーン切り替えを行うとハングするバグの修正
- ステート関連の表示メッセージを変更
- ウィンドウマスクの挙動を修正
- スプライトの表示制限を実装
- メモリマッピングを修正
- SPC関連のステート復元ルーチンを修正
* 0.215 beta1
- CPU
-- 16bitアクセス時のラップアラウンドを修正
-- スタック操作時のメモリアクセスを,IOを介すように修正
-- MDRエミュレーションの実装
- DMA
-- HDMAタイミングを変更
-- DMA中にNMIがトリガされた場合,DMA終了後数命令待ってからNMIを起こすように変更
-- HDMAのフレーム開始時にリセットされるレジスタを変更
-- Hbank終了が行われていなかったバグの修正
- マッパー
-- SA-1,FXの判定コードを修正
-- Mode25マッピング修正
- FX
-- ASRの挙動を修正
-- BLT,BGEの挙動を修正
-- 減算におけるオーバーフローの挙動を修正
-- PLOTの各モードを実装
-- MERGEの符号フラグとゼロフラグの挙動を修正
-- LJMPの挙動を修正
-- フラグ演算の内部処理が間違っていたのを修正
-- ディレイスロットの動作を修正
-- ステート読み込み時のバグを修正
- GUI
-- 設定ダイアログの細かい文言を修正
-- 複数起動可能にするオプションが働いていなかったのを修正
- レンダラ
-- レンダラを差分転送を行わないように変更
-- サウンドをマルチスレッドでトリプルバッファするように変更
-- プライマリサーフェイスに対してGetSurfaceDescを発行しないように変更
-- 最近傍法リサイズ時,文字情報が表示されないバグの修正
-- リサイズ時に画面をクリアしないように変更
-- サウンドテンポ固定機能の実装を改良
-- フルスクリーン時にメニューを出した場合,画面にごみが残るバグの修正
-- サウンドミキシングのアルゴリズムを変更
- その他
-- メモリマッピング関連のコードを大幅に整理
-- HBlank等のタイミングを修正
-- Ver1.1以前のステートファイルに対応
-- SPCのポートがステートセーブ時に正しく保存されない場合があるバグの修正
-- ウィンドウマスク反転時の挙動を修正
-- PALタイトルに一部対応
* 0.210 beta1
- エミュレーション
-- マルチタップの動作を修正
-- イメージの自動判別強化
-- 48Mタイプイメージの判定を修正
-- 擬似高解像度モード実装
-- メインスクリーンのウィンドウマスク効果を修正
-- 描画,H-Blankタイミングを修正
-- 強制ブランク時におけるスプライトレンジオーバーの挙動を修正
- 拡張
-- FX実装
-- CX4実装
- SA1
-- NMIベクタの制御ビットを間違えていたのを修正
-- 割り込み制御が間違っていたのを修正
-- 状態レジスタの動作を修正
-- 0除算時の挙動を修正
- BS
-- イメージのサイズ計算方法を修正
-- 本体部分の情報を分けて保存するオプションの追加
- サウンド
-- ボリューム調整機能を追加
- UI
-- 終了確認を行う設定を追加
-- 設定ダイアログのデザインを多少変更
-- クライアント領域をダブルクリックした時にウィンドウを最大化するように変更
-- チャンネルマスク設定を詳細設定ダイアログに移動
-- サウンド有効/無効切り替えをメニューとショートカットに追加
-- スクリーンショット機能追加
GDI+導入環境ではBMP,PNG,JPG,GIF,TIF,入ってない場合はBMPで保存
- 他
-- コンパイラをVC8に変更
-- メモリ破壊系のバグをいくつか修正
-- 高解像度モード時,たまに画面が化けていたのを修正
-- 色変換などの一部ルーチンをSSE2化
大して効果なし
-- ビデオシステムとか色々書き直し
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